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就活生の未来を社会人4年目が綴る【就活専門ブログ】

理系就活生に向けてES(研究内容)の書き方のコツを社会人4年目×研究開発職が解説!

就活生のみなさん、こんにちは。

  • 理系就活生なのに学部生だから研究内容が書けない
  • 研究内容をESにしてみたらわかりにくいと感じた
  • そもそもESの研究内容の書き方がわからない

上記のような悩みを抱えている就活生!

書き方のコツさえ掴んでしまえば大丈夫です。

この記事ではES(エントリーシート)において

研究内容を書くときの5つのコツを

お伝えしていこうと思います。

申し遅れましたが簡単に自己紹介をすると

  • 理系大学院卒(工学)
  • 大手メーカー(第一志望)
  • 研究開発職
  • 社会人4年目(16卒)

私はこんな感じです。

ある程度の社会人経験があるからこそ

説得力を持って伝えられるかな、と。

ESの基本は『小学生でもわかる』ように書くこと

ESはとにかくわかりやすく書こう。

「小学生」は比喩かもしれませんが

それくらいわかりやすさを求められます。

ESを読む相手は1項目1~2分程度しか見ないって言うもんね。

基本は『一読』だから、1~2分も見てくれていたら良いほうかも。

一読で理解できる文章が必要なんですね。

大人が一読で理解できるレベルの文章というのが

「小学生でもわかる文章」なのだと思います。

とても大事なことなので覚えておいてくださいね。

【理系就活×研究内容】5つの書き方のコツ

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  1. 1文目で「何をやっているのか?」を伝える
  2. 専門用語はできるだけ避ける
  3. 背景・目的を理解してもらう
  4. 苦労した点、工夫した点も書いてしまう
  5. 可能なら「成果」を。無理なら「成長」を。

5つのルールを意識すれば格段に良いESになるはず。

1文目で「何をやっているのか?」を伝える

『1文目にこだわりを持ってほしい』

最初にどんな研究なのか?をわかった上で

ESを読み進められると内容が頭に入ってきます。

最初の1文に難しい専門用語を羅列していたり

論文のテーマをただ記すだけだともったいない。

まずは1文目の書き方の悪例を示しておきます。

1.私は『***(卒論のタイトル)』というテーマで研究をしています。

2.私の研究テーマは『高性能縦型酸化ガリウム(Ga2O3)トランジスタ作製技術開発』です。

3.『高圧巨大ひずみ加工法による高強度耐熱合金の結晶化技術開発』と題した研究を行っています。

なんかそれっぽいけど何をやっているのかよくわからないよね

うんうん。ちょっとだけ改善してみようか。

私はCO2ゼロ社会の実現に向けて『***(卒論のテーマ名)』というテーマで材料開発を行っています。

**を目的として、次世代半導体材料の製造技術開発に取り組んできました。

宇宙環境での使用を想定した高強度・高耐熱合金の新規結晶化技術開発に取り組んでいます。

『目的』や『用途』を入れるとわかりやすいんだね

例えば『酸化ガリウム』は技術を理解する上では

絶対に外せない専門用語だけど

1文目に登場させる必要はないと思うのです。

2文目以降に登場させるか迷うところ。

全体のバランスを見て判断かな。

一文目で「何をやっている人なのか」を伝える

まずは1文目を強く意識してみてください。

ESの印象がガラっと変わるはずだから。

専門用語はできるだけ避ける

絶対に使うな!といっているわけではありません。

必要最低限に留めておくべきです。

一般用語で言い換えられる単語は

できる限り置き換えていきましょう。

専門用語をESに羅列させてみると

『研究している感じ』が出るので

なんかそれっぽい仕上がりになってしまいます。

読みにくく一読では理解不能なため

相手本位のESとは言えません。

  • 研究内容を正確にわかってもらう必要はない
  • 正確さよりもわかりやすさが大事

この2点を頭に置いて書くと良いでしょう。

ESのたかだか400〜1000文字程度では

研究内容を正確に伝えることは不可能です。

技術内容を正確に理解したいのであれば

ESではなく技術プレゼンを要求してきますから。

背景・目的を理解してもらうことが重要

何のために研究をしているのか?

目的を語れない研究など価値がありません。

『地球を救うための研究である』というように

大きな価値が必要だと言っているのではありません。

研究の価値・目的(背景)を自分なりに理解し

他者に説明できるスキルを問われているのです。

  • なんのための研究なの?
  • 研究が実現すると何が(誰が)うれしいの?
  • どうしてその研究がスタートしたの?

ESを一読して理解可能なレベルが望ましいですが

質問されたときに答えられるようにしておくことも

とても重要です。僕が面接官なら絶対に聞きます。

仕事も一緒で『背景・目的』を十分に理解して進めるスキルが求められるから

研究を進めるうえで『苦労した点・工夫した点』を書く

『苦労した点・工夫した点』って研究内容ではなくない?

その通り。でも、ESの目的にはマッチするから大丈夫。

『研究内容をかけ』という問いに対する答えになっていないのではないか。

苦労点・工夫点を書いてみようよ!とアドバイスすると

賢い人からは必ず反論があります。

本当に、おっしゃる通りです。

ESが国語の問題だとするなら

苦労した点や工夫した点というのは

『研究内容ではないのでダメ』ということになります。

でもESは現代文の問題ではありません。

ESの目的を会社の採用担当目線でかくと

『自社で働くのに適正がある人物かを知る』

これが大きな目的です。

研究内容を通じて知りたいのも人柄なんです。

「特定の専門知識・経験を有しているか」

という視点も大事にしている場合もありますが

『人柄も知りたい』というのが本音でしょう。

  • 研究を通じた困難はいつ・どんなときか?
  • 困難に直面したときにどう取り組んだのか?
  • そこからの学び・次回への改善点は何か?
  • その経験を踏まえて改めていま心がけていることは?

上記の問いへの答えを織り込んでみてください。

可能なら『成果』を。無理なら『成長』を

  • 国際学会で1度発表した
  • 国内学会で2回発表した
  • 学会で賞を貰った
  • 学内発表で賞をもらった
  • 論文を2本発表した
  • 教授と連名で特許を出願した

些細なことでも構いません。

「研究成果」として言えるものがあるなら

ESに記載するだけで研究への姿勢や

取り組みへの説得力がぐっと増します。

成果なんてないんだけどどうすればいいの?

成果がないなら研究を通じた『自身の成長』を書きましょう

例えば、以下のような力が身についたなどですね。

自らの考えを持った上で教授に相談する力

成果が出ない時も諦めずにコツコツと進める力

失敗を次に生かすための計画力

実験の結果を予測し、予め次の手を考案する力

教授との相談を密に行うことで、後戻りの少ない研究を行う力

まとめると、なんでもいいんですよ。

自分が伸ばせたと思える能力を書くだけで

研究に対する姿勢や人柄が伝わってくるのです。

研究開発職を3年経験して思うこと『行動に勝る能力はない』

社会人になってからは『わからないことだらけ』

この当たり前の事実をまえに、日々戦っています。

わからなかったら自分の考えをもってすぐに聞く

『行動に勝る能力はないな』と思うわけです。

研究開発職とはいえ、自分ひとりで完結する仕事はないから。

研究を通じて『行動する力』を身につけてほしい。

これが社会人4年目からの唯一のアドバイスです。

小手先の専門知識やスキルなんて不要です。

行動力に勝る能力はないから。

会社に入れば、行動さえ起こせばだれかが助けてくれます。

そう、行動力さえあればね。

 

 

 

ではまた

 

 

なぎ