理系就活生のみなさん、こんにちは。
- 研究と就活をどう両立すればいいのかわからない
- 研究と就活の両立なんて無理なのでは
こんな悩みにおびえる理系就活生に向けた記事です。
- 意外となんとかなりそうじゃん
- こういうことに心がければいいのね
心境の変化を与えられるように
僕自身の実体験を踏まえて綴っていきます。
理系だからこその悩みになると思うんですが
就活中でも研究をしなければならないんですね。
これがめちゃくちゃ大変です。
「就活中は研究しなくてもいいよ」
なんて言ってくれる先生だったら
きっとこの記事を読む必要はないでしょう。
少しでも悩んでいたらぜひ一読ください。
前提│研究と就活の両立は実は研究室選びから
就活が上手くいくかは研究室の教授に大きく左右されます。
拘束時間の長いブラック研究室だと地獄です。
本記事を読んでいる人でまだ間に合うのであれば
就活を見据えた研究室選びをしてください。
ただでさえ就活でダメージを受けるときに
- 「インターンなんていってないで研究しろ。」
- 「就活なんてしてないで研究しろ。」
- 「研究しないなんてカスだな!」
- 「研究してないと、卒業させないぞ?」
なんて言われてみてください。
立ち直れないほどの大ダメージですよね。
最後の二つはモラル的に問題があると思いますが
実際にこういうことをいう教授は山のようにいます。
なぜなら彼らは「就活をしたことがないから」
就活の大変さがわからないんですね。
こんな教授のもとで就活をするのは
本当に大変だと思います。
そうならないように研究室を選ぶ段階で
実際に教授に会うのはもちろんのこと
研究室の学生に会いにいって
積極的に質問してみてください。
僕は研究室を選ぶ段階で
いろんな人に会って話を聞いたので
回避することができました。
僕の研究室はコアタイムなし!
コアタイム:研究室にいなければならない拘束時間のこと。
有機合成系の研究室だと、9:00~21:00とかも。
ただ、やるときは泊まったりもするんですけどね。
「社会で通用する一流を育てるのも俺の仕事だ」
「インターンシップで就職を決めてこい」
なんて変わったことを言う教授でしたので
就活はとってもやりやすかったです。
は?そんなこといっても
もう堅物な教授の研究室なんだけど
どうすればいいの?
というあなたのために
それでも何とかなる方法を書いていきます。
研究と就活を両立するための5つのポイント
5つのポイントを解説していくよ
1.ほうれんそうを早めにする。
ホウ:報告、レン:連絡、ソウ相談はお早めに。
社会に出てもめっちゃ大事なことです。
基本動作ですが、できていない人は多い。
就活生『この2週間で○○のインターンに行きたくて応募しようと思ってるんですが…
それまでに研究はここまでを土日を返上して終わらせます。』
とまあ、こんな感じです。
土日を返上しなくても許可が得られるのが
一般的な研究室かと思いますが
ブラックだとしても譲歩すれば
行かせてくれるのではないでしょうか。
決まってから報告するのではなく
申し込む段階で相談する。
あとは交換条件ですね。
例えば、土日返上。
これくらいしても「ダメ」って言う
教授なんだとしたら...不運ですね。
2.誰よりも研究を進めよう
根性論ですが、これ重要です。
研究してやりましょうよ。
研究しない理系なんて存在価値ないですからね。
日頃からやっているに越したことはないですが
- インターンシップの前
- 就活が始まる前
節目の前までに一定の成果を出して
先生を唸らせてしまいましょう。
論文の1本でも書けたら最高ですよね。
僕はそこまでの能力がなかったので
インターン期間中であっても
就業後(19時~24時くらい)に
大学に行って研究をしてました。
きつかった。けど、なんとかなるもんです。
それが無理なのであれば
事前に一定の成果を出す、これに尽きます。
3.教授にとってもメリットになることを伝える
いわゆるwin-winってやつです。
いまのご時世に限ったことではないかもしれないですが
良い企業(学生の希望通り)に就職できない研究室なんて
すぐに人気がなくなってしまいます。
学部で卒業して外部の大学院にうつってしまうことも。
しかも、悪い噂は広まるのが早いので
優秀な(やる気のある)学生が
全く研究室に入ってこなくなります。
人気がなくなると優秀な学生が集まらず
良い研究もできず、教授も成果を出せないわけです。
なので、自分がインターンに参加したり
就活を頑張ったりすることは
教授にとっても大きなメリットになるはずなんです。
そのことを、声を大にして伝えましょう。
僕は伝えるまでもなく
先生のほうからそんなお言葉をいただきました。
4.研究は全て教授の成果。就活は自分の成果。
これ超重要です。覚えておいてください。
あなたがどれだけ研究をしてもそれは教授の成果です。
自分の成果に全くならないわけではないですが
教授が予算を取り、指揮・監督の元での成果なので
あなた自身の成果とはいえません。
『自分の成果だから手を抜いても良い』わけではないです。
だって、その研究テーマを通じて『研究の進め方、成果の見せ方、論理的思考力、専門性』なんかを身に付けていかなければならないわけですから。
5.意地でもインターンシップに参加する
教授には就活を短期で決めたいから参加してくるのだと伝えよう
就活をダラダラと長引かせない秘訣です。
理系就活においてインターンの効果は絶大。
インターンシップに行っておけば選考が有利に。
- 説明会は免除
- 選考時期が最も早いメンバーに入れる
- 志望理由に説得力を出せる
- 企業側もミスマッチを減らせる
企業と就活生のwin-winの関係ですね。
僕の実体験は後日追記しておきます。
教授はキミの人生の責任は取ってくれない
あなたの人生の責任を取ってくれるわけじゃありません。
「教授が許してくれないからインターン(就活)はできないかな…」
なんていっている友達もいましたが、甘えです。
一方で就活は全て自分の成果です。
社会人の第一歩目がかかってるわけです。
まとめ│研究と就活を両立させる方法
研究と両立するためには『研究と就活の両立は研究室選びから』
1. ほうれんそうを早めにする。
2. 誰よりも研究を進める。
3. 教授にとってもメリットになることを伝える。
4. 研究は全て教授の成果。就活は自分の成果。
5. 意地でも インターンシップに参加する
研究と就活の両立は自分次第ですね。