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理系就活生の未来を大手メーカー社会人4年目が綴る【就活専門ブログ】

就活生の志望企業の決め方│第一志望群のみ?身の丈にあった企業も受けるべき?判断基準を明確に大学内の仕組みを活用しよう。

  • 行きたい企業の倍率が高くて不安だ
  • そもそもどうやって企業を選べばいいの?
  • 身の丈にあった企業も受けるべき?

就活生のみなさん、こんにちは。

16卒×社会人4年目×研究開発職のなぎです。

『就活でどんな企業を受けようか悩む』

これは自然なことなので安心してください。

本記事では上記のような疑問を持つ

悩める就活生に向けてお答えしていきます。

【経緯】現役就活生からのご質問

Peing経由で以下の質問をいただきました。

受ける企業はどんな風に決めたらいいでしょうか?志望度が高い企業はいくつかあるのですが、どれも人気で倍率の高い企業です。ある程度内定が見込めるような、自分の身の丈にあった企業の見極めが難しいです。 

ご質問くださりありがとうございます。

『見極め』はたしかに難しいんですが

自分のなかで判断基準を持って選びましょう。

とても難しい質問ですが回答していきますね!

【結論】大学の制度を利用して見つけた優良企業も受けよう

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『大学の制度』を活用してみることをおすすめします。

志望度が高い企業は全て受けるべきですね。

その上で別の企業も数社は受けましょう。

『身の丈にあった』という表現は後で補足します。

どうやって企業を選ぶのか?は非常に難しいですが

『そこしか受からなかったら入社するか』

僕の場合はこれを基準にしていました。

全部ダメなら休学して留学にチャレンジしよう。

そんな甘い考えすらもっていましたね。

具体的には?どうやって選ぶのがいいの?

大学の制度を活用すべきなのはわかった。

でも具体的にはどこを受ければいいのか?

残念ながら僕も答えを持っているわけではないです。

自分が良いと思った企業を受けてください

就活を始めて企業選びをする段階になると

世の中の企業の多さに圧倒されますよね。

そしてどこを受けたらいいのかわからなくなりがち。

僕の実体験もまさにそうでした。

現時点で知っている数少ない企業のなかから

説明会に参加してなんとなく選んでいったら

『人気が高く、倍率の高い企業』が

いくつか出てきて第一志望群が形成されてしまう。

その結果他にどこを受けたらいいのかわからなくなる。

そんな状態ではないでしょうか。

知っている企業を増やすことから始めましょう。

『知っている企業』を増やす3つの行動

まずはいままで自分が興味もなかった企業や

名前すら聞いたこともなかった企業に

出会う機会を増やす必要があります。

僕がすべきだと思う行動は3つ。

1.大学内で開催される説明会に積極的に参加する

学内説明会はかなりコスパが良いです。

採用する気があって来てる企業しかいないので

学歴で足切りにあうことがありません。

ポイントは有名どころじゃない企業の話も聞くこと。

自分の知らない企業を増やすつもりでいきましょう。

僕自身は学内説明会で20社以上の知らなかった企業を

リストアップすることができました。

実際に説明会に行ったのは5社くらいですが

とても貴重な経験だったと思っています。

2.大学内にあるキャリアセンターで相談する

キャリアセンターで悩みを打ち明けましょう。

  • 話を聞いてくれる相手
  • そのときの忙しさ状況
  • キャリアセンターへの力の入れ方

などにもよりますがアドバイスをくれると思います。

今までに何人もの就活生を支えてきているので

親身になって悩みを聞いてくれるはず。

3.超短期インターンに参加してみる

インターンはマジでお得!

短期インターンという名の説明会+αに参加できれば

ほんの少しだけ内定率が上がるというのが体感です。

会社の概要がわかるし社員の雰囲気もわかるので

お得な制度だと思っています。

塾講時代の教え子は偏差値50未満の大学で

就活時に同じ悩みを抱えていました。

インターンに参加してみたら?とのアドバイス

素直に聞いてくれてたこともあって

ワンデイインターンに参加した企業から

見事内定をもらえていました。

ワンデイインターンってまだ間に合うの?

時期にもよりますが、解禁前のいまならギリギリ間に合うかもしれません。

企業の選び方も超簡単です。

リクナビマイナビのような有名就活サイトで

ワンデイなどの超短期インターンを調べ

第一志望群に関連しそうな企業の募集があれば

そこに片っ端から申し込むのです。

『受かってもいかない』という選択は可能なので

まずは行動してみることをおすすめします。

『ある程度内定の見込める企業』に潜む危険

この感覚を持っていると少し危険かな?と思います。

少しだけ僕の認識を伝えさせてください。

『ある程度内定の見込める』というのは

何かしらのコネクションのあるという状態だけです。

  • 固めの学内推薦を取った
  • 共同研究をして偉い人に名前を覚えてもらえた
  • 中〜長期のインターンで活躍できた
  • 親が役員クラスで活躍中

こんな感じなら『ある程度内定を見込める』でしょう。

『倍率が低そうで歴代の採用をみて学歴的にもマッチしている』

『知り合いの先輩も1人受かってるし、なんとなく行ける気がする』

仮にこの程度のレベルだとすると

『ある程度内定を見込める状態』ではありません。

ある程度内定が見込めるなんて思っていると

落ちたときの精神的ショックと大きくなるので

全ての企業がチャレンジだ!くらいの

フラットな気持ちでいましょうね。

自分の気持ちが切れてしまったときに

内定が皆無の状態で就活が終わってしまいますから。

逆に言えば気持ちさえ続けば必ず内定はもらえます。

【注意】採用方針は毎年変化!でも就活生には言わない

新しい社長が日大卒だから今年からは母校の学生に多く内定を出す

こんな風に就活生には絶対に言えない事情

どこの企業にも必ずあると思うんです。

この例はかなり極端な話ですけどね。

僕の企業の例を挙げておきます。

『君が入社した頃に比べて院生より学部生の方が受かりやすくなってる』と上司が嘆いていました。

『学部卒の方が柔軟で入社後に活躍している』というデータがあるとかないとか。だから院卒より学部卒が受かりやすいんです。

採用方針が変わったのは最近のことなので

過去のデータをみてもおそらくわかりません。

就活する年度によって状況が変わるから厄介です。

採用方針も年々進化していかないといけないから。

だから「余裕で受かると思ってたのに落ちた」というのはザラに起こるんです。

理系でいうなら専門性ごとの採用人数も

会社の状況で大きく変わりますから

どれだけ優秀でも落ちるときは落ちます。

去年までは機械系が多かったけど

今年は情報系を取ろう!みたいな感じ。

もちろん実際は感覚的な話ではなくて

定量的に枠が設けられています。

戦うべきは同じ枠の中(例えば専門性や大学名)ですので

全体の倍率はほぼ関係ありません。

まとめ│後悔しない就活ライフを!

企業選びのときは判断基準を明確に!

『そこしか受からなかったら行くか?』

自問自答してみてください。

時間・労力は有限ですからね。

  1. 学内セミナー(説明会)を活用すべし
  2. 悩んだら相談すべし
  3. 短期インターンに参加すべし

 

こんな感じですかね。

 

ではまた

 

なぎ