就活のミライ

就活ライフ

理系就活生の未来を大手メーカー社会人4年目が綴る【就活専門ブログ】

就活で抱えやすい25個の悩みに解決策を。企業選び/ES/面接など就活生の悩みにお答えしたい。

就活生の皆さん、こんにちは。

私は16卒で第一志望の大手メーカーに就職しました。

理系大学院卒の王道(?)研究開発職に就いています。

21卒の就活生に向けて

本記事では「就活における悩み」について

私なりの解決策を記しておこうと思います。 

社会人を3年経た今だからこそ

伝えられることがあるはず。

【21卒のあなたへ】適性検査対策で『嘘判定』をしておこう

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冒頭、どうしても伝えておきたいことがあります。

SPIの適性検査対策をしておこう

なぜか?僕の友人の例を書いておきますね。

  • 研究をかなり頑張っている
  • 会って話すと誠実さがわかる
  • 成績も優秀
  • 課外活動にも熱心だった

にもかかわらず、ESの時点でお祈りばかり。

(おそらく10社は落ちています。)

その後SPIを受けなおしたことで

無事に内定をもらえました。

なぜ彼は落ち続けてしまったのか?

最初のSPIは
適性検査(性格診断)
適当に受けたわ

この発言が全てでした。

きっと適性診断での回答に矛盾が生じていたんだね

「嘘判定」をしてくれる
無料適性診断で対策可能!

キミスカという就活サービスの適性診断で

無料で対策することができます。

キミスカ自体は、リクナビ/マイナビのような大手の就活サービスではないですが、優良な企業と優秀な学生たちを少数精鋭でマッチングさせる(=スカウトしてくれる)サービスですので、登録しておいて損することはないかな?と思います。

「きちんと対策をしておけば」

そんな後悔をすることがないように

いま、できることをやっちゃいましょう。

【就活全般】就活生が抱える悩み

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お金がなくて困る!どうすればいい?

「事前に貯めておく」
「親に借りる」
「交通費支給の企業を受ける」

就活時の大きな悩みの1つが『お金』

スーツ・靴・交通費・飲食費etc.

とにかくお金がかかります。

スキマ時間にカフェに入ることも多いので

飲食費が意外とかかることを覚えておいてください。

前もって20~30万円ほど貯めておければ良いですが

なかなか難しいですよね。

「両親に借りて乗り切った」という人も

就職後にきちんと返済していました。

「交通費支給の企業を受けまくった」

これはかなり賢明な方法だと思います。

ネットで調べまくることで

『どの企業が交通費を支給してくれるのか』

全てではありませんがわかる場合が多いです。

『お金をかけない就活』をしてみてはいかがでしょう。

周囲が内々定を頂いているのに自分はまだない

他人の比べることはナンセンス。不安になりそうな人は内々定を早く頂けるような選考の早い企業にエントリーをしておこう。

これはかなり心苦しい悩みですね。

『他人は関係ない』と思えれば良いのですが

なかなかそうもいかないですよね。

こうなってしまったら「持ち駒」を増やしましょう。

選考中の企業がたくさんあれば不安も少し減ります。

そもそもそういった状況にならないために

選考の早い企業を自分も受けておくのがおすすめ!

私は「選考が早い」と聞いて

某家具屋さんを受けました。 

悩みを相談する人がいない

就活中でない人に相談しよう。大学内のキャリアセンター(就活支援室)に行くのもおすすめです。

就活中の友人に相談するのも良いですが...

聞く方も就活中だと大変だったりするので

就活中じゃない人たちに相談しよう!

  • 友人
  • 家族
  • 先輩・後輩
  • お世話になっている先生
  • 自分のことをあまり知らない人(就活支援室の方)
  • ネットで相談してみる

いろんな人に意見をもらうのが良いでしょう。

異なる考えを聞いて、自分の悩みを解決していこう。

企業選び/志望業界・業種の悩み

次は企業を選ぶ際の悩みを解決していきましょう。

プレエントリーってどれくらいすればいい?

周囲の理系院生は10~30社程度でした。後から増やすのは意外と大変です。興味のある企業はすべてプレエントリーを!

理系院生のことしかわからないのが恐縮ですが

多い人でプレエントリーは30社程度でしたね。

そのうちESを出すのは半分以下!という印象です。

文系の学生の場合、倍くらいになるかと思います。

ただ、一つ共通のアドバイスとしていえるのは

後からエントリーを増やすのは結構大変(精神的に)。

興味のある企業はすべて早い段階で

プレエントリーしておきましょう!

第一志望が決まらない!

第一志望『群』で考えよう!
一社である必要はない!

第一志望が1社である必要はありません。

選考を進めていく中で移り変わっていくものです。

ここら辺に行きたいな!という『群』を持ちましょう。

第一志望が3社程度あれば仮に1社駄目であっても

精神的に辛くなることはありませんからね。

就活における『軸』がないけど平気なの?

『軸』は持つべき。面接でも聞かれることがある。

「あなたの就活の軸は何ですか?」

私は何度かこの質問をされています。

就活の「軸」は持ちましょう。

聞かれて答えられればなんでもOKだと思うので

難しく考えすぎないようにしてくださいね。

どうやって見つけるのか?が問題になりますが

業界ごとに軸を変えてもいいでしょう。

私の場合をあげておくと

  • 化学メーカー→専門性を活かしたい
  • 自動車関係→自動車(モノづくり)がしたい
  • 商社→海外を相手にスケールの大きな仕事がしたい

これらをベースにしつつも

「チームで強みを活かして大きな仕事をしていきたい」

ということを就活の「軸」だと伝えていました。

面接では『実体験』を交えるのがポイントです。

志望業界は1つに絞ったほうが良いの?

一つに絞る必要はない!
企業をフラットに見られるのは今だけだから。

志望業界を1つにするか否か。悩みますよね。

企業をフラットに見られるのは学生時代の就活時だけ!

いろんな業界・業種をみておいたほうがいいでしょう。

入社してしまうと他の業界・業種を知る機会は皆無に。

『志望業界を増やす=企業数が増える』ので

志望業界は適度(2~3業界)が良いかと。

説明会の悩み

次に、説明会における悩みを解決していきましょう。

合同説明会って行くべき?

目的次第。私は行ってみて時間の無駄だと感じた。名前も聞いたことのない企業を知る目的、未知な業界を学ぶ目的であれば参加する価値はあるかも。

合同説明会ほど「時間の無駄だった」と感じたものはない。

私が理系院生だったのと

志望業界も既に決まっていたためだと思っています。

名前も聞いたことのない企業を知る目的であったり

業界の視野を広げることが目的であるなら

参加してみる価値はあると思います。

服装は?私服?スーツ?

基本的にスーツでいこう。『私服で来て下さい』のときのみ私服。

スーツを着ておいたほうが無難です。

私服の人が多いなーと感じるときであっても

『スーツ:私服=1:1程度』でした。

リクルートスーツだと個性がなくなって嫌」

そんな声もあがっているようですが

現状のシステムだと我慢したほうが良い。

服装で浮く必要はありませんからね。

どんな質問をすればいい?

全体の場では相手の答えやすい質問もしくは皆が聞きたい質問をしよう!
自分の興味関心は個別に相談。

一人一人の質問までチェックしている企業は少ないと思いますが、できる限り相手(質問に答える人や一緒に聞いている人)を思いやってあげたほうが良いと思います。個人的な興味関心で聞きたいことがある場合は、全て終わった後で個別に聞きに行けば済む話です。

相手本位で質問しよう。

OB訪問って必要なの?

必要な業界もある印象。
『必要だから行く』のではなく『聞きたいことがたくさんあるから行く』
これが原則。

OB訪問が必要か?と言われると

理系の場合(メーカー等)は不要かな?

商社志望の方はほぼ必須!とかもあるみたい。

基本的には聞きたいことがあるから伺う!

そういう姿勢が大事だと思います。

OB訪問をしなくても受かる人はいるから

100%必要!なんてことは絶対にない。

ESの悩み

プレエントリーする企業が決まって

説明会もそれなりに出るようになると

次に出くわすのが「ES」に関する悩み。

1つずつ解決していきましょう!

【ESでの深刻な悩み】書くネタがない

経験してきたことで「困ったこと・悩んだこと・苦労したこと」を挙げてみよう。現在までの経験で必ず書くネタはあります。

必ず書くネタはある!というのが私の考えです。

何がネタになるのかがわからないかもしれませんが

ほぼ、全てネタになると思っていいと思います。

アルバイト、サークル、旅行、勉強、趣味、飲み会...

あなたの人生は就活ネタの宝庫のはず。

  • なぜそれをしようと思ったの?
  • その経験で他者との関わりはどんな感じだった?
  • あなたの役割はなに?
  • 苦労したことは?それをどう乗り越えた?
  • その経験から学んだことはある?

上記のことが書けるネタが望ましいと思います。

『人柄や考えが過不足なく伝わること』

これが最も大事です。

【自己PR】書き方やコツってあるの?

PREPで書こう。実体験が最も大事。

PREPというフレームを用いると書きやすいです。

  • Point(結論)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例)
  • Point(締めの言葉,冒頭の言い換え)

『結論が先』までは多くの就活生がご存じかと。

その後に結論である理由が来ます。

結論・理由の背景にある実体験を書き

最後に結論の言い回しを変えて結ぶ。

というのが一般的な書き方ですね。

具体例がめちゃくちゃ大事ですので

ESを書くときには具体例から考えましょう。

【志望理由】書き方がわからない?

会社を褒めるだけではいけない。あなたのやりたいことを書こう。志望先の会社でなければならない理由も併記しておこう。

「貴社は業界のトップで~~」

こういう文言は無駄ですので省きましょう。

  1. 貴社で実現したいこと(やりたい仕事)がある!
  2. こういう実体験があるからだ。
  3. 経験を深堀り(学び/喜び/強みを活かせたことetc.)
  4. よって貴社を強く志望する。

オーソドックスな流れはこんな感じだと思います。

やはりここでも大事なのは『実体験』

実体験がないと説得力に欠けてしまいます。

 【ES全般】渾身のモノが書けた!と思ったあなたへのアドバイス

友人、家族、先輩、後輩、そしてあなたのことを知らない人にも読んでもらってコメントをしてもらおう!その後、修正するのです。

渾身のESが書けた!

そう思ったときこそ立ち止まるべき。

いろんな人に読んでもらってどのような印象を受けるか

わかりにくい箇所はないか等の

指摘をしてもらいましょう。

ESを読んでもらうのは

ちょっと気恥ずかしいかもしれません。

でも、このひと手間を惜しむと

後から痛い目を見ることも。

ESは「あなたのことを知らない人」が読むものです。

ESは「求める人物像」に寄せて書くべきなの?

企業ページの「求める人物像」は深く気にする必要はない。
でも、ESを書くに際して頭の片隅に置いておこう。

求める人物像に寄せて書こうとすると

媚びてしまっているような印象を

受けることがあります。

『あなた自身の考えや強みを実体験とともに書く』

これがESの基本ですので、

寄せて書く必要はありません。

ただ、表現や具体例等を書くときに

参考になることがあるので

ESを書くに際して

しっかりとチェックはしておきましょう。

【筆記試験/面接/GD】選考段階での悩み

ESを無事に通過しても悩みは尽きません。内々定までには筆記試験、GD(グループディスカッション)、複数回の面接を通過しなければなりませんからね。

筆記試験(SPIなど)の対策って必要?

どれだけ自信があっても必ず対策はしよう!1冊やるだけで十分です。

中学受験をしていると筆記試験は余裕ですが

自信があっても対策はしておきましょう。

1冊やるだけで十分です。

私はノートの会を使っていました。

 

緊張していつも面接で落ちてしまう。

面接練習は足りていますか?落ちる面接ほど和やかな雰囲気だったりするので一喜一憂せずに前を向こう。

面接で緊張してしまうのは皆、一緒です。

面接練習を嫌というほどしましょう。

志望度の低い・選考が早い企業を受けてみるでもよし。

友人の力を借りるのもよし。

私の場合、面接練習を録音して癖や印象の悪い点を

修正するように心がけていました。

『これだけ練習して落ちたなら仕方ない』

そう思えるまで練習したので

自然と結果はついてきました。

グループディスカッションのコツってあるの?

「限られた時間でアウトプットを出す場」だと認識してください。そのために自分が何をできるか考えてみると良いと思います。

コツはあると思っています。

私は4回GDを経験していますが

1度も落ちたことがありません。

心がけていたことを箇条書きにすると

  • 前提条件を共有する提案をしてみる
  • 最初は黙ってメンバーを観察する
  • 意見を言うときは誰かの意見を踏まえて
  • 自分の得意な役割を把握しておく
  • 自分の意見を曲げてでもグループでアウトプットを出す。

『グループでアウトプットを出す』

ということを常に意識していました。

自分の意見を通すのではなく『まとめる』という感覚。

そのために、班員で前提条件を共有するのは必須。

例えば、

『A社が地方進出するときに成功するための要因は何か?』

こんなテーマだったとします。すると

  • 地方ってどこ?
  • 人口はどれくらいをイメージしている?
  • 成功ってどういう状態?(収益向上?店舗数?リピート率?)

このあたりが前提条件になると思います。

最初に共有しておかないと議論が発散していくので

『皆さんは地方や成功ってどんなイメージですか?』

なんて発言できたらグループに貢献できていますよね。

昔書いた記事もリンクしておきますが

めちゃくちゃ調子に乗っているので...

どうか気分を悪くしないでください...。

【内定/内々定】選考終了後の悩み

内々定っていくつまで抱えていいの?

基本的には1社!2社になったとき必ずどちらかを選ぼう。

「今、5社から内々定頂いているんだよね」

そんな人もいたりしますが、行けるのは1社だけ。

2社を比較したときに行かないのであれば

丁重にお断りしましょう。

 

内々定を辞退するときはどうすればいい?

辞退を決めたらすぐに連絡を。

基本は電話でOK。

呼ばれたら誠意を持って会いに行こう。

私も1度だけ辞退させていただいた経験があります。

電話で人事の方に謝罪をしたら

『君は凄く良いものを持っている。どこでも頑張れると思うよ。日本のため、社会のために一緒に頑張っていきましょう。』

そんな声をかけていただいて、泣きそうでした。

理系学生特有の悩み

最後に、理系学生特有の悩みに解決策を。

大学院進学か就職か?

進学前提で就活をするのが最強だと思っている。受かって行きたくなったら入社を検討してみては。

「大学院進学のチャンスがあるなら進学すべき」

これが大学院を修了した私の意見。

でも、学部時代に就活をしておくべきだった!

とも思うので、進学前提で就活することをおすすめしたい。

研究との両立ってどうすればいい?

研究室選びが超重要。成果を出す!事前のホウ・レン・ソウを徹底する!

研究との両立。

理系学生にとって非常に悩ましいですね。

1. 研究と就活の両立は研究室選びから始まっている。

2. ほうれんそうを早めにする。

3. 誰よりも研究を進める。

4. 教授にとってもメリットになることを伝える。

5. 研究は全て教授の成果。就活は自分の成果。

この5つがアドバイスですね。

学校推薦って使うべき?自由応募でも受かるの?

自由応募でも受かりますが、学校推薦の方が『楽』。第一志望先があるなら迷わず利用しよう。

『推薦を使うなんて嫌だ!』そう思っていました。

でも、人気のある企業の多くは

『推薦を取って来たら内定をあげます』

そんな風にして学生を囲っています。

自由応募で進んでいたのに最後に推薦を出せ!

なんて言われるケースばかりでした。

だったら最初から学校推薦を使ったほうが楽だった!

そんな風に感じています。

ESの『研究内容』って何を書くべき?

400文字程度であれば研究自体の説明だけでなく「苦労したこと」や「学び」を入れておこう。

私の場合、研究内容自体は極力簡潔に伝えていました。

文字数にもよりますが、400文字程度であれば

  • どのように取り組んだか?
  • 苦労したポイントはどこか?
  • それをどう乗り越えたか?

そういったことも併記していました。

研究自体を知りたいのであれば

面接で深堀されるかプレゼンの機会があると思います。

最後に

上記以外にもたくさん悩むと思います。

就活をしている間の悩みは尽きませんよね。

逆に言えば時間をかけて悩めるのも今だけです。

自分なりに納得のいく答えを見つけましょう!

 

全就活生の成功を祈っています。

 

 

ではまた

 

 

なぎ