- 就活の軸がよくわからない
- 理系院生の軸ってなに?
- 決めるときのコツは?
就活生のみなさん、こんにちは。
16卒×社会人3年目×研究開発職のなぎです。
本記事では上記の疑問にお答えしていきます。
- 【経緯】20卒就活生(院生女子)からのご質問
- 結論│軸は後付けでOK!コツは『行動しながら考える』
- 実体験│就活の軸は?『チームでモノづくり』
- 理系院生の『専門性を活かす』軸はやめたほうがいい
- 大学院時代の友人は『女性でも長く働ける環境』を求めていた
- まとめ│就活の軸は後付け!行動してください!
【経緯】20卒就活生(院生女子)からのご質問
Peing経由で以下の質問を頂きました。
初めまして。20卒院生女子です。就活の軸を決める時のコツがあれば教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします。
『就活の軸』を決めるとき確かに僕も悩みました。
実体験も振り返っていきたいと思います。
結論│軸は後付けでOK!コツは『行動しながら考える』
就活の軸は後付けでOK
あくまでも僕の持論ですが
就活初期の段階で決める必要なんてありません。
就活サイトではまず自己分析して軸を決めよう!
なんて書かれていますが、僕には無理でした。
『就活の軸は行動した後で初めて言語化できる』
『面接までに就活の軸を答えられるようになろう』
そのくらい気軽なスタンスでいきましょうね。
自己分析も大事。
行動はもっと大事。
就活の軸を決めるためにできることは2つ。
- 自分の人生を振り返る(自己分析)
- 社会人(企業)と出会いまくる(行動)
1つずつ見ていきましょう。
就活の軸を決めるコツ1│ひとまず自己分析をしよう
最初はとりあえず自己分析です。
- 何をしているとき・どんなときに楽しいか?
- どんな仕事に興味があるかな?
ひとまず頭を捻らせて考えてみてください。
この段階はかなり苦しいです。
人に聞けない部分ですからね。
就活が嫌になるところでもあるので
軽く終わらせてください。
何から始めたらいいかわからない!という人は
自己特性の理解を深めてるのも手ですね。
詳細は上記のリンクに記載していますが
特に『キミスカ』はSPI対策にもなるので
どこかのタイミングでやっておいてくださいね。
無料なのに嘘判定してくれるなんて超便利ですよ。
偉そうに自己分析だ!なんてお伝えしたものの
僕はぶっちゃけよくわかりませんでした。
就活が始まっていきなり自己分析をしても
就活の軸なんて決められるわけありませんよね。
少なくとも僕はそうだったんです。
就活の軸を決めるコツ2│行動だ!悩んでも仕方ない
だとしたら次にやることは行動です。
- 社会人と会いまくる
- 企業の説明会に参加してみる
- OBOG訪問をしてみる
社会人と会ったり説明会に行ったなら
気になることを質問しまくってみてください。
- あなたが何に(どこに)惹かれたか?
- 逆になんで惹かれなかったか?
これらを書き出してみてください。
複数の経験から出した答えが
あなたの『就活の軸』になるはずです。
抽象的なので実体験も綴っていきますね。
実体験│就活の軸は?『チームでモノづくり』
僕の就活の軸についてお伝えしていきます。
軸は2つあって『チーム』と『モノづくり』
自分1人で何かを成し遂げるよりも
皆で苦労して達成するほうが喜びが大きい。
自分の人生を振り返ったときにそう感じていました。
チームスポーツをずっとやっていたことや
人と話すことが好きな性格が影響しています。
- 一人で黙々とやるよりワイワイやりたい
これは研究生活を通じて感じたことでもありました。
どうしても研究って孤独になりがちですからね。
孤独なまま仕事をするのは嫌だと思ったんです。
2点目の『モノづくり』という視点は
自分が理系に進んだ原点でもありました。
文系との差別化に意固地になっていた部分もありますが
理系はモノ(サービス)を作ってこその存在だと
僕は強く思っていたんですよね。
これらの選択は間違っていなかったなあと思います。
自己分析をする中で見えてきたわけではなくて
いろんな企業の説明会やOBOGと会うことを通じて
なんとなくそうなのかな?と思えたんです。
就活を終えるまで自分自身も半信半疑でしたけどね。
- プラントエンジニアリング業界
- 自動車関係業界
2つの業界をメインに受けていくことにしました。
『自動車関連業界』での面接で就活の軸を聞かれたら?
『チームでモノづくり』が漠然と就活の軸とできたのは
就活初期の自己分析だけではないとお伝えしました。
説明会に出たり社会人と会ったりする中で
やっと見つけた共通点=就活の軸でした。
面接で答えるために用意したとも言えるかも。
自動車業界での面接で就活の軸を聞かれたら
- 自動車は3万点にも及ぶ部品からできている
- 一人じゃ絶対につくれない
- 世界中で必要とされているモノ
- 専門性習得のプロセスを生かせる
こういった点を包含させて答えていました。
僕も就活当初は軸がなくてめちゃくちゃ悩んだ。
業界を絞ることもできず、何をやりたいか不明。
就活が始まったばかりの頃は悩んでいました。
悩んで当然ですから焦らずにいきましょう。
僕は考えることは辞めてあらゆる説明会に行きました。
大学3年の頃からインターンシップに参加していたのも
かなりの数の社会人と会えたので良かったですね。
とにかくまずは行動することを強くおすすめしたい。
理系院生の『専門性を活かす』軸はやめたほうがいい
専門性を身につけてた
『プロセス』は活かせる。
専門性自体は活かせない。
「専門性を活かせるか?」という視点を
就活の軸に入れている人もいるかと思います。
まだまだ経験不足ですが3年の社会人生活を経て
『仕事に必要な専門性は入社後にしか身につかない』
『理系院生の頃に身につけた専門性は活かせない』
そう強く感じています。
僕はもともと化学系の専門だったのですが
今では機械系や電気系の知識が必要になっています。
化学の知識が生かせることなんてほぼありません。
活かせるのは専門性を身につけてきた『プロセス』
- 困ったときにどういう行動をしたか?
- どこから・どうやって情報を入手したか?
- 専門性を身につけるために何をしてきたか?
- モチベーションをどうやって維持したか?
こういった経験こそが強みとなるだけなんです。
専門性を生かすという軸は企業にとっても危険です。
弊社ではその専門性は活かせないな
なんて判断されてしまったら残念ですよね。
プロセスであればどこでも生かせるからね。
ぜひぜひ覚えておいてください。
大学院時代の友人は『女性でも長く働ける環境』を求めていた
僕の友人の中だと『女性でも長く働ける環境』を
就活の軸として企業を選んでいる人が多かった。
男女平等とは名ばかりで理系の活躍の場でもある
メーカーの実態はまだまだ男性社会ですからね。
女性が長く・快適に働ける環境を求めるのは
至極当然というか、そうあるべきだと思っています。
面接で聞かれたときにも『女性が働きやすいか』
という視点を持っていると答えていたようですよ。
まとめ│就活の軸は後付け!行動してください!
行動しながら考えよう
まずは悩まずに、気軽にね。
就活生、ふぁいと!!
ではまた
なぎ