『理系は就活に強い』と思っていたのに内定ゼロ。
"無い内定"状態になる人にはそれなりの理由がある場合が多いよ
- 理系だけど就活が不安
- "ない"内定の状態を打破したい
- 無い内定になる人の特徴を知りたい
理系就活生のみなさん、こんにちは。
16卒×理系院卒のなぎと申します。
ブロガーとして就活生応援を始めて4年。
様々な就活生を間近で応援してきました。
『“無い内定”状態になる人はどんな人なのか』
本記事では上記の疑問にお答えします。
特徴を述べながら悩める理系就活生に向けて
対策についても合わせて書いていきます。
備えあれば、憂いなし。
就活ほど努力が報われやすいものって
なかなかないと思うんだ。
理系就活生で『無い内定』となる人の7つの特徴
多少重複感があるかもしれませんが。
こんな感じだと思います。
1つずつみていきましょう。
1.自己分析を全くしていない
就活なんて余裕でしょ
大口を叩いていた人ほど就活に苦労していました。
余裕を言葉にはしない人であっても
『ぶっちゃけ就活は余裕だ』と考えている人は
やはり就活本番で苦労していました。
苦労する人の最大の共通点は
『自己分析の怠慢』だ
大口をたたいていた友人に限って
自己分析をほとんどしていなかったんですよね。
ESに自分で書いた強みとwebテストの結果の強みが正反対であったり、Webテストの適性検査で『虚偽回答傾向』が高かったり。
細部にボロが出てしまったんです。
自分の強みがどう映るのかを把握し
『いつ・どんなことに・なぜ喜びを見出すのか』
しっかりと見つめなおす必要があります。
就活時に自分と向き合った経験は
社会人になって悩んだとに役立ちます。
"原点回帰"的な感じね。
そうは言ってもどうやって自己分析をすれば良いのかわからない
『キミスカ』の自己分析ツールを薦めたい。
僕も使ってみました。
結果の7~8割は納得の内容だったし
「回答の虚偽傾向」を教えてくれるので
自己分析だけでなくWebテの適性検査対策にもなります。
Webで無料で受けられる自己分析ツールで
結果をその場で教えてくれて
SPI/Webテスト対策にもなる。
ぜひサクっと受けてみてくださう。
2.人気の大企業ばかり受けている
世の中の99.7%は中小企業。あなたは0.3%だけを狙っていませんか?
僕の周囲で『無い内定』状態に陥った人は
本当に超大手企業しか受けていませんでした。
- そもそも募集人数が少ない(少数精鋭)
- 募集人数に対して応募が多い(人気)
大手企業のなかでも上記の両方に当てはまってしまう
そんなところだけを受けていると、最悪です。
学歴がそれなりにあると受かる気になるんですよね。
繰り返しですが世の中の大半の企業は中小です。
頭の片隅に置いて受ける企業を考えなおしてみてください。
決して『大企業を受けるな』ということではなく
バランスよく受けるのが良いでしょうね。
3.研究内容を的確に伝えられていない
『研究内容を教えてください』
理系だと絶対に面接で聞かれます。
- 研究はあんまり頑張らなかった...
- 研究はしっかりやってきたけど説明が下手
- 学部生で就活時に研究をほぼしていない
うまく伝えられないパターンはいくつかありますが
対策をきちんとすれば大丈夫です。
仮に『研究に進捗がほとんどない状態』でも大丈夫。
研究の背景や目的を的確に伝えれば良いのです。
繰り返しですが、研究の進捗は関係ありません。
研究内容のESの書き方にもコツを書いたので
ぜひご一読ください。
4.『推薦』が取れたことで自由応募の手を抜く
- 推薦はほぼ受かる(過去に落ちた人を知らない)
前評判を鵜呑みにしてしまった友人がいました。
研究が忙しかったことも重なって
自由応募で他社を受けることもしていませんでした。
『受かっても推薦が受かったらそっちに行くし』
まあそりゃあそうなんだけどね
自由応募も絶対に受けるべきだと
声を大にして伝えておきたい。
エピソードを端的に書くと
推薦の最終面接で緊張しすぎて実力発揮できず
「絶対に受かる」といわれる推薦最終面接で
まさかの不採用になってしまいました。
その後、彼がどうしたか?気になりますよね。
テーマが壮大なので後日、別の記事にしておきます。
5.リクナビ・マイナビしか使っていない
優良な就活サービスが数多くあります。
逆求人(スカウト)サービスなのですが
利用価値はそれだけではありません。
- 自己分析ツールが充実
- エージェントがあなたの就活をサポート
悩める就活生の強い味方です。
就活生が無料で使えるのは
採用したい側の企業が広告費を出しているから。
巷で話題の"闇営業"ではないのでご安心ください。
上記の中でも僕が特におすすめしているのが
先にも挙げた『キミスカ』です。
- 自己分析ツールが充実
- 求人の質が良い
- 先輩就活生の評判が良い
- "中の人"が積極的に発信している
- もちろん就活生は無料
求人はすべてが公表されているわけではありませんが
大手企業ばかりでなく優良な中小企業からも
スカウトをもらえるサービスになっています。
就活相談に乗ってくれたりES添削をしてくれたり
『就活のプロ』があなたをサポートしてくれるので
まずはサクッと登録してみてください。
6.研究が原因で就活に時間を避けない
理系は研究室にもよりますが基本は忙しいですよね。
就活のしやすさも含めて研究室を選ぶべきですが
入る前にはなかなかわからなかったりしますからね。
『研究が忙しくて3社しか受けなかった(笑)』
そんな就活強者の先輩の声を鵜呑みにしないでね。
研究と就活は両立できると個人的には思いますが
どちらかを優先させるとするなら
間違いなく就活です。
内定をもらって就活を終えてから思う存分、
研究に没頭すれば良いのです。
教授はあなたの人生の責任は取ってくれませんから。
7.面接練習・対策を疎かにしている
面接に自信がある人であっても面接練習は必ずしましょう。
人前で話すことが得意な人であってもです。
僕は塾講師のアルバイトをしていたこともあって
週に2回、20人ほどの前で話す機会がありました。
研究で学会に出て話したりもしばしば。
要するに、人前で話すことに抵抗はなかったんです。
それでも面接練習をしておいて良かったと心から思います。
面接練習は主に友人としていました。
『内容を録音して聞き直す』
というのが最も効果があったと思います。
録音した自分の声を聞いてみると
- 意外と声が低くて暗い印象だ
- 自分が思うよりも倍くらい早口だ
- あー、えー、という言葉が意外と出ている
- 回答時に結論を最初に言えないことがたまにある
本当に多くの気づきと改善点を教えてくれます。
繰り返し練習してレベルアップしても
本番の緊張感で実力の8割くらい発揮できたらいいほう。
面接は本当に独特の緊張感に包まれます。
『面接なんて面接官と楽しく話せばいいんでしょ』
練習する前は軽々しく考えていました。
甘い。甘すぎる。
一生にそう何度もない機会なんだから
しっかりと対策をしてほしい。マジで。
まとめ│備えあれば憂いなし
『就活を優先させ、手を抜かないこと』
無い内定状態を避けるには、これに尽きます。
「頑張る方向性を間違えないこと」も大事ですが
これはまた別の記事で伝えます。
ではまた
なぎ