就活生の皆さん、こんにちは。
社会人4年目ブロガーのなぎです。
本記事では上記の不安を持つ就活生に向けて
ES添削の軌跡を残しておきたいと思います。
『Panasonic×志望理由』をみていきましょう。
ESを書く際のヒントになると思うので
しっかりと読んでみてください。
- 選考通過ESを無料GET!『就活ノート』が便利すぎる
- 【疑問】選考通過ESなのに添削すべき点があるの?
- 【添削対象ES】パナソニック×志望理由
- 【良い点①】結論が一目でわかる
- 【良い点②】事業内容をよく調べていそう
- 【改善点】理由と具体例の深堀が必須
- 今回のES添削のまとめ
選考通過ESを無料GET!『就活ノート』が便利すぎる
本記事では『就活ノート』に掲載されている
『選考通過ES』の添削を行なっていきます。
最初に就活生必見のサービスを紹介しておきます。
『就活ノート』という就活サイトは
就活生がつくるリアルな就活情報
選考レポートを掲載している無料のサービス。
『就活生の悩みを全て解決』
そんなコンセプトで運営されているので
選考通過ESを提供しているだけでなく
非常に質の高い記事がたくさんあります。
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【疑問】選考通過ESなのに添削すべき点があるの?
改善点はある。
『完璧なES』はほとんどないから
『選考通過ES』と謳ってはいるものの
非の打ち所がない満点のESか?と問われると
必ずしもそうとは限りません。
仮にあなたが同じESを出したとき
内定をGETできる保証もありません。
- こうしたらもっと良くなるのになあ
正直、そう思うことの方が多いんです。
大手メーカーで研究開発をして4年目となる経験と
ブログを通じて50人以上のES添削をしてきた経験を糧に
添削結果を記事にしていけば価値を提供できるのでは。
そう思い立ち、筆を取ることにしました。
【添削対象ES】パナソニック×志望理由
まずは原文をそのままお読みください
パナソニックでどんなことにチャレンジしたいか具体的に記入してください。(300字以内)
【世界におけるパナソニックのプレゼンスを高めたい】
近年、パナソニックは構造改革を起こし、新たな方向へ進もうとしています。その際キーとなる概念がIoTだと考えています。高い技術力が集結したパナソニックの製品とクラウドの融合により新たな市場を開拓することが出来ると考えていて、具体的にはスマートシティや法人向けのサービス、デジタル・AVC等がこれに当たります。私は技術力の高いパナソニックの製品を基に、世の中がより便利で快適になるようなお手伝いができればと考えています。そして、世界中の方々にパナソニックの製品やサービスを利用してもらい、パナソニックのプレゼンスを高めたいと考えています。(引用:就活ノート)
【良い点①】結論が一目でわかる
- 【世界におけるパナソニックのプレゼンスを高めたい】
何度でもいいますがESの基本はPREPです。
最も大切なところなので補足しておきます。
- P:Point=結論
- R:Reason=理由・根拠
- E:Example=具体例
- P:Point=結論
この順番で書くと読み手が一読で理解できます。
今回のESでは結論が【】で強調されていますよね。
最後の一文にもう一度結論がきているので
基本に忠実なESになっている気がします。
【良い点②】事業内容をよく調べていそう
- スマートシティ
- 法人向けのサービス
- デジタル
- AVC
上記は会社HPを見ればわかる内容ではあるのですが
事業をよく調べていそうな雰囲気を感じます。
『全く調べていない人』も結構いるんですよね。
特に大企業になると志望者が多いので。
事業への理解度はとても大切な要素です。
面接では具体的にどんな事業(製品。サービス)かを
説明できるレベルにまで理解しておきましょう。
それぞれに対する"イメージ"を聞かれても
自分の言葉で答えられるようにしておきたいですね。
【改善点】理由と具体例の深堀が必須
さて、ここから添削にうつります。
一読するとまとまりのある志望理由にみえますが
『あなたは何がしたいのか?なぜか?』
という視点に立つとまだまだ弱いと感じます。
一文目の直後にくるのが上記の文章ですが
内部の人からすれば当たり前ですし、
IoTが重要なファクターであることは一般論。
つまり、不要な文章なのです。
- 構造改革
- 新たな方向性
- IoT
上記のなかにどうしても入れたい単語があるなら
違った形で入れるようにしましょう。
自分自身を主語とした文章のなかにね。
『実体験がない』『具体例がほしい』
『なぜパナソニックのプレゼンスを高めたいのか』
この問いに対する明確な答えがありませんよね。
「面接で聞かれたら答えればいいや」
という精神ではダメです。論理構成が破綻しているから。
パナソニックのプレゼンスを高めたい
(なぜ?)→Made in Japanを世界に発信したいから
(なぜ?)→他社よりも優れている製品だと思うから
(なぜ?)→長年愛用してきて良いと感じるから
こんな感じでとにかく深堀をしてみましょう。
行きついた結論を志望理由として書くべきです。
さて、ここで一つの疑問がうまれました。
本当は世の中を便利にしたいんじゃないのか?
原文から志望理由っぽい文章を抜き出します。
私は技術力の高いパナソニックの製品を基に、世の中がより便利で快適になるようなお手伝いができればと考えています。
この文章を読んだときにあなたはどう感じますか。
『なぜそうしたいのか?』気になりませんか。
志望理由に必要なのは『なぜ?』への回答です。
- 技術力が高い製品だから
- 世の中を便利で快適にしたいから
これだけではダメなんです。
- なぜ技術力の高い製品だと思うのか?
- なぜ世の中を便利で快適にしたいのか?
もう一段階、踏み込んで考える必要があります。
- 海外に行ったときに貴社の製品が愛用されているのを見た
- ドラム式洗濯機の便利さに感動した
実体験を伴った理由であればなんでもいいんです。
『こんなちっぽけなこと...』と恥ずかしがる必要もありません。
伝え方を工夫する必要があるとは思いますが。
それから『お手伝い』という謙虚さは不要です。
『〇〇をしたい、成し遂げたい』と書くべきです。
志望理由に『一般論』は不要だ
冒頭にも伝えましたが、一般論は不要です。
この文章のなかに「私」はいませんよね。
「自分の考え」を書いている風にみせかけて
一般論でしかないのです。
限られた字数の中で伝えるべきことは
もっと他にたくさんあるはずです。
この文章は「考えていて」とあるので
一般論ではないように見えますが
『製品をクラウドと融合させる』のは
いまの製品開発のトレンドのはず。
『なぜそこに着目したのか?』まで
踏み込んで書かないと意味がないんです。
今回のES添削のまとめ
まとめると以下の3点!
- なぜ?をキーワードに深堀しよう
- 『実体験』を考えてみて
- ESに一般論は不要だ
ではまた
なぎ