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理系就活生の未来を大手メーカー社会人4年目が綴る【就活専門ブログ】

理系就活の面接で将来のビジョンやキャリアプランを聞かれたらどう答えるべき?『マネジメントか技術のプロか』で乗り越えよう

  • 弊社で実現したい将来の目標を教えてください
  • 現時点での将来のキャリアプランを教えてください
  • あなたの10年後の夢を聞かせてください

理系就活生のみなさん、こんにちは。

社会人4年目ブロガーのなぎです。

理系就活生を悩ませる質問の1つである

キャリアプランや将来のビジョンについて

本記事で回答のヒントを綴っていきます。

参考になりますように。

【結論】10年後の姿・キャリアプランを聞かれたらどう答える?(例文あり)

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理系の場合は『技術の道を進むか』『技術マネジメントに興味があるか』を答えよう

特定の分野(事業・部署)でやりたいことが明確にあるなら

素直にそれを答えてしまって構いません。

でも多くの人たちはそうではないはずですよね。

そこで提案したいのがマネジメントに興味があるか否か。

開発職などの理系のキャリアの大きな分岐点は

  • 技術マネジメントをするか
  • 技術そのものを極めるか(実務メイン)

このどちらに進むかが挙げられます。

必ずしも『マネジメントをしている=出世できる』

というわけではなく技術を極める人も出世していきます。

マネジメントは向き・不向きがありますから

絶対に全員が通る道というわけではありません。

技術マネジメントの場合の例文を以下に示します。

  • 将来は技術マネジメントをする立場として製品全体の技術企画に挑戦したいです。そのためにまずは(御社の志望している部署で)〇〇の技術と向き合い『社内で**といえば私』と言われるまで知識・経験を身につけていきたいと考えています。

『技術企画』はマネジメントの醍醐味です。

『開発ロードマップを描き、何のテーマに挑戦するか?』

研究テーマを取捨選択し、将来の製品像を描いていく。

部下に適切な研究テーマを付与し、技術のレベルアップを図る。

とても難しい反面、やりがいの大きな仕事だと思います。

一方で、技術のプロの場合の例文を以下に示します。

  • 10年後は〇〇分野の技術のプロとして活躍していたいです。私の考える『技術のプロ』とは特定分野の知識を深く精通しているだけでなく、製品全体に関わる知識も持っており、全体最適の観点から技術を開発できる人です。『いまよりもっと良い製品を提供したい』という、いま私が抱いている気持ちをずっと持ち続け、御社でのキャリアを歩んでいきたいです。

上記はあくまでも一例です。

そもそもなぜキャリアプランや将来像を聞くのか?

これを意識して自分なりに改良していきましょう。

なぜ面接で将来のビジョンやキャリアプランを聞くの?

そもそも、なぜまだ入社してもいない企業での

キャリアプランや将来のビジョンを聞くのでしょうか。

理由をいくつか考えてみました。

1.入社に対する『本気度』を知りたいから

入社後のことを真剣に考えているかを知るため

『真剣さをはかりたい』これに尽きると思います。

いろんな人がいろんな意見を述べていますが

個人的には「本気か」を知るためだけだと思うのです。

第一志望でない企業でのキャリアプランなんて

正直なところあまり考えられませんよね。

企業側の面接官もそれを承知で聞いているのです。

コイツは本気で入社する気があるのだろうか、と。

キャリアプランの内容自体はさほど重要ではありません。

入社後に実務を経験するとほぼ間違いなく変わります。

2.中期・長期の目標を立て行動しているかを知りたいから

目標を立てられるか。目標達成に向けて行動しているか

『短期・中期・長期目標を立てること』

これは働き始めてからも求められます。

具体的に例をあげてみると

  • 今年はどんなスキルを身につけたいか
  • 社内でどんなキャリアプランを描きたいか
  • そのためにどの部署に異動したいか

こんな感じで定期的にヒアリングされます。

異動は上司の意向が色濃く反映されてしまうのだけれども。

目標をたてろと言われても、まだ入社してないからわからなくない?

わからない中でも『自分がどうなりたいか』から逆算してキャリアプランを考えてみて

3.自社に合った人物なのか?適正をはかるため

  • 将来の夢は『独立して経営者になること』です

大多数の会社はこのような独立志向のある人を嫌うはずです。

人を育てるのに莫大なコストがかかりますから

『将来は辞めます』なんて言う人は採用しにくいもの。

独立志向の強いと噂のリクルートなんかは別ですよ。

キャリアプランや将来のビジョンを聞くのは

自社に合った人物なのか?を知るためでもあります。

現時点で就活生が描いている将来のビジョンを

会社は叶えてあげられるのだろうか?

その答えが限りなくyesとなる=『適正あり』となるわけですね。

10年後のビジョンが明確である社会人はごくわずか

就活生のみなさん、安心してください。

たとえ社会人であっても10年後のビジョンが明確である人は本当に少ないです。

僕は社会人4年目の研究開発職なのですが

同期と話していても明確に語れる人はほぼいません。

こうやって記事を書いている僕も、いまだにブレブレです。

ただ、その時々で必ず目標はもっています。

『こうなっていたい』と思うことからし

人は変われないですからね。 

まとめ│理系就活なら『マネジメントか否か』

10年後のキャリアプランの一例として

技術マネジメントをするか否かを挙げてみました。

実際の話をすると大手メーカーの研究開発職では

10年だとマネジメントするには早いので

その道の第一線でゴリゴリ実務をしつつ

何人かの部下を持つ感じだと思いますが。

細かいことは気にしなくてOKです。

 

 

ではまた

 

 

なぎ